・昭和25年 大分県南海部郡直川村(現佐伯市直川)仁田原に生まれる。
・幼少のころから工作に目覚め木切れを使ったおもちゃ作りに明け暮れる。
・中学の時神楽面にあこがれ、平面的ながら面を彫刻する。
・高校時代、大学時代を通じて岩戸神楽面にならって数面製作を試みる。
・昭和49年 佐伯市役所に入庁。
・公務のかたわら余暇を利用して独学により神楽面の彫刻を続ける。
・昭和51年 直川の富尾神社からの依頼により綱神楽面を奉納、初めての実用神楽面の奉納となる。
・昭和53年 依頼により宇目八匹原祭典八柱神社に猿田彦命面を奉納。
・以後近郷の神社、祭典保存会、神楽祭員、愛好家からの依頼により神楽面を納める。
・昭和61年 旧直川村老人福祉センターに高砂面(翁姥)を、武道館に天手力男命面を、役場庁舎落成記念に綱神楽面をそれぞれ寄贈する。
・昭和63年 佐伯市武道館落成記念に天手力男命面を寄贈する。
・以後面打ち活動を続けながら、京都の仏師、面打ち師や宮崎県高千穂町の面打ち師などを訪ね、独学の助けとする。
・平成21年 市役所退職を機に面打ちを生業とし、市内山際通りに豊日神楽面工房を開設する。雅号を陸峰と名乗る。